神宮大麻をお祀りする理由とは

なぜ神宮大麻を祀るのか。その意味は?

神宮大麻

現在、全国のいろんな神社で神宮大麻という伊勢神宮のお札を受けることができます。

お札の祀り方としても、神宮大麻と氏神様、崇敬神社のお札を並べてお祀りする方法があります。

しかし、「なんで遠く離れた伊勢神宮のお札をお祀りする必要があるの?」、「地元の神様だけ祀っておけばいいんじゃない?」と疑問に思うも多いと思います。

そこで神宮大麻をお祀りする意味について考えてみたいと思います。

神宮大麻の歴史

伊勢神宮はもともとは私幣禁断といって個人的な祈願をすることはできませんでした。

しかし、御師(おし、おんし)という人々が自分の邸などに参拝者を泊めて、祈願をしてあげていました。その時に祈願をした証として御祓大麻(おはらいたいま)というものを渡していたそうです。それが神宮大麻のルーツだといわれています。

また、こうした御師と呼ばれる人たちが毎年年末にお札を頒布する活動を行い、江戸時代の後期には全国の約9割がお札を受けていたという記録があるそうです。

明治になると、御師という制度は無くなってしまいますが、明治天皇の「朝夕に皇大御神(すめおおみかみ)を慎み敬い拝むための大御璽(おおみしるし)として神宮大麻を国民全戸に漏れおつることなく奉斎せしめよ」とのお考えによって引き続き全国に頒布されることとなりました。

結局意味は?

人によって様々な考え方がありますので、一つの意見として書かせていただきます。

伊勢神宮の内宮には天照大神様がおまつりされていますが、神話によると天照大神様が孫の瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)を地上を治めるために遣わせたとされており、その子孫が天皇陛下だとされています。

そしてこの時に一緒に天から一緒に下ってきた神様たちの子孫が枝分かれしてどんどんと広まっていった結果が今の日本人という考え方があります。現在の日本人のルーツとして、アイデンティティとして神宮大麻を祀るわけです。

また、伊勢神宮は日本の象徴である天皇陛下のご先祖様をお祀りし、国の発展を祈ることでそれがひいては地域や個人の発展につながるという考え方もあるでしょう。

神宮大麻はどこで受けることができるの?

神宮大麻は全国の神社で受けることができます。中には神宮大麻を置いていない神社もありますが、ほとんどの神社さんで受けることができると思います。 心配な人は事前に電話で確認すると良いかもしれません。

また、自分の地域の神社を知るには、神社庁のホームページをチェックすると良いと思います。

「○○県神社庁」といった感じで自分の住んでいる都道府県の神社庁を探すと見つかります。

神宮大麻の初穂料(値段は?)

神宮大麻の初穂料は800円の神社さんがほとんどです。神社さんによっては1000円の神社さんもあるかもしれません。

昔は500円だったなんて話を聞いたことがありますが、現在は800円となっています。

伊勢神宮でもお札を受けることができますがこのお札は神宮大麻とは違い、参拝の証といったような意味合いだそうです。

神宮大麻 交換時期

神宮大麻の交換時期ですが、絶対こうしなければならないというものはありません。

ただ、神宮大麻は年末に頒布されますので、毎年の年末に受けて新しい年を迎えるといった形が良いのではないかと思います。

お正月にお札を受けるのは、もともと年末にお札を受けて新年を迎えていたのがだんだんお正月にずれこんだからだ、と言う人もいます。(別段お札をお正月に受けてもバチがあたるわけでは無いので都合のつかない人はお正月でも良いと思います。)

1年間お祀りしたら、新しいお札を受けて、新たなパワーをいただきましょう。

神宮大麻を包んである薄紙はどうしたらよい?

神宮大麻を見ると、薄い紙で覆われていますよね。どうしたら良いか迷う人もいると思います。

この紙は簡単に言うとお札を保護するためのものです。伊勢神宮でお祓いをしてから全国の神社へ届けられるますので、お札が汚れないようにという意味があるかと思います。

ですから、お祀りする際は取ってしまっても問題ありません。ただ、覆われていることで尊さや奥ゆかしさを感じる人もおり、紙で覆われたままお祀りするケースもありますのでそのままでも構いません。

神様のお力をいただいているものとしてお札を大切に扱う心が重要だと思います。

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