神棚にお供えした物の処分について
神棚にお供えしたお米や塩などってそのあとどうしたらいいのか気になりますよね。
お札をお祀りしてみたものの悩んでいるという人もいるでしょう。
結論から言うと食べてしまって問題ありません。
「神様にお供えした物を人間が食べてしまってもいいの?」と考える人もいるかもしれませんが、昔から直会(なおらい)と言って神社などでの神事終了後に神様にお供えした物をみんなで食べて神様の力を分けていただくといったことをしていました。
こうしたことから下げてきたお供え物は食べてしまっても問題ないわけです。むしろ神様とのつながりを持つということで大きな意味があると思います。
次は具体的にそれぞれのお供え物について説明してみたいと思います。
お米
お米は毎日ご飯を炊くときに混ぜて炊いてしまって構いません。毎日お米を炊かないという人はタッパーなどに保存しておいてある程度貯まってきたら炊いても構いません。
お酒
お酒も瓶などに溜めておいて飲むのはもちろん料理に使ったり、庭がある場合はお清めということで撒いてしまうのもひとつの方法です。
塩
同じくタッパーなどにまとめておいて料理に使うもよし、お清めで庭や玄関先に撒いても大丈夫です。
水
観葉植物にあげたり庭に撒いたりしてかまいません。
野菜、果物、その他いただき物など
お供え後は普通に調理して食べてしまって構いません。
榊
枯れてきたら普通に処分してしまって構いません。
お供え物の処分の仕方がわからないからといって神社の納札所に放り込むのはやめましょう
お供え物を下げたあとどうしてよいかわからないからといって神社の納札所などに入れるのはやめましょう。お正月にお供えしたお餅を入れていく人などがいます。(お餅が入っていたケースだけ入れていく人も・・・)
納札所はお札やお守りをお返しするところなのでこのようなことが無いように注意しましょう。
まとめ
お供え物の処分の方法についてはあまり難しく考える必要はありません。それよりも傷んだお供え物をそのままにしておくといったことが無いように気をつけて神棚をお祀りすると良いと思います。