自然と神様

自然崇拝

山

日本は国土の7割が山で占められており、こうした環境の中で暮らしてきた我々の先祖はこうした自然の中に神々を感じ畏敬してきました。

天から降ってきた雨は山の土壌に染み込み、一部は川となって下り運ばれた土や砂はいろんな地形を作り出し、水は海に流れ込みます。この自然の営みは時には人々に恵みを与え、時には人々に災いをもたらします。

こうした人の力を大きく超えた自然の中に人々は神様を見いだしたのではないでしょうか。

山の神様

人が住むことの無い山奥には神秘的な力が宿ると考えられてきました。古代の人達は石や木々、草草が会話をしていると感じていたようです。木々の葉がこすれ合ったり、石が落ちてころがったりといった音にそれを感じとったのでしょうか。

また樹木に神様が宿ると考えていたようです。巨木などに注連縄をはって大切にお祀りするところからも見てとれますね。

また、山で木の実をとったり、鹿やいのししを狩ったりと人間に恵みを与えてくれる存在でした。こうした恵みに対する感謝の気持ちから山の崇拝が生まれたのかもしれません。

川の神様

水がなければ人は生きていけません。そして水は日本人に欠かせないお米をつくる田んぼにも欠かせないものです。

川から水を引いて田んぼをつくり、そこから人間は恵みを得て生活し、また同時に人間以外の動植物が生きてゆく環境も作り上げられてきました。

また山からの川の流れは豊かな土を運んだり海へと流れ込んで海を豊かにもします。

こうした恵みの中に人々は神様を感じたのでしょう。

海の神様

海の幸といわれるように海は、魚や魚介類、海草や塩など人間に様々な恵みをもたらしてくれます。

昔の人達は海のはるか向こう側には神様たちの住む国があって、そこから波によっていろんな海の幸を運んできてくれていると考えていたようです。

漁業や航海の安全の神様としてワタツミの神様やツツノオの神様がいらっしゃいます。

ワタツミの神様は山の神としても祀られており、その理由としては航海の目印として山が重要であったことが挙げられます。海で暮らす人も海だけでなくいろんな自然に目を向けていたことがうかがえます。

太陽の神様、月の神様

太陽の神様は天照大神(アマテラスオオミカミ)様、月の神様は月読命(ツクヨミノミコト)が有名です。 古事記によると伊邪那岐命(イザナギノミコト)が左目を洗ったときに生まれたのが天照大神、右目を洗ったときに生まれたのが月読命とされています。ちなみに鼻を洗ったときにスサノオノミコトが生まれたとされています。

人々は地球上の自然のものだけでなく星にも目を向けていたことがうかがえますね。

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